駐車場ラインの色替え・カラーライン化|視認性・費用・納期まとめ【ParkingLine】

駐車場ラインの色替え・カラーライン化|視認性・費用・納期まとめ

白線から黄色・青・緑・赤などへ色替えすると、誤駐車の抑止や動線の明確化に効果的。
施設用途に合う色の選び方、塗料の耐久、費用・納期の目安、発注時の注意点までまとめました。

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色替えのメリット

効果1

誤駐車の抑止

来客・従業員・優先などの用途区分を色で明示することで、ルールが直感的に伝わります。

効果2

誘導性・安全性向上

進行方向や横断帯を色分けすれば、視認性が上がりヒューマンエラーを低減できます。

効果3

ブランド演出

施設カラーに合わせることで統一感のある場内景観を実現。写真映えも向上します。

カラー別の用途と視認性

主な用途視認性の特徴備考
標準区画・停止線万能・昼夜安定最も普及
黄色注意喚起・横断部コントラスト強/目立つ禁止・注意の意図を持たせやすい
EV区画・予約区画案内色として良好白ピクト重ね描きが一般的
歩行動線・安全通路穏和で識別しやすい屋内や工場でも採用多い
進入禁止・危険部最強の注意喚起使い過ぎ注意・ポイント使い

※私有地の駐車場は管理者基準で運用できますが、来場者が誤解しない色設計を心がけましょう。

塗料選定・色あせ対策

  • 水性/溶剤アクリル:低コスト・速乾。耐久2〜4年。汎用の色替え向き。
  • MMA樹脂・熱溶融:高耐久(5年以上)。発色・耐摩耗◎。交通量の多い施設向け。
  • 退色対策:紫外線に強い顔料、塗膜厚の確保、必要に応じクリア保護。
  • 下地の見極め:既存白線が浮いている場合は研削・高圧洗浄で段差と密着を是正。
UV耐候耐摩耗速乾屋内/屋外

費用と納期の目安

規模・色数・養生量で変動します。以下は税抜目安です。

内容目安費用納期目安補足
既存白線→単色(黄色など)色替え(線長50m以内) ¥60,000〜¥90,000 半日〜1日 上塗り可能な状態に限る(段差・付着要確認)
青ベタ+ピクト(EV/H・C)1区画 ¥18,000〜¥28,000 半日 下地洗浄・マスキング含む概算
カラー帯(幅30〜60cm・延長100m) ¥120,000〜¥220,000 1日 車線切替・導線確保の段取りで変動

※ 基本料金の考え方(例):〜10台で¥50,000+諸経費10%に、色数やデザインに応じて+5〜15%加算。
※ 夜間・土日祝は小計の+40%が目安。雨天時は延期判断。

発注チェックリスト

  • 色分けの目的(誘導/区分/安全)と対象範囲を図で共有
  • 既存ライン状態:段差/付着/汚れの有無(必要に応じ消去・研削)
  • 塗料種別と色番号(マンセル/メーカー品番等)、光沢/防滑の指定
  • 施工可能時間帯(夜間・分割施行の可否)、開放までの養生時間
  • 保証・補修基準(早期退色/剥離時の対応範囲と期間)

よくある質問

白線の上からそのまま色替えできますか?

付着が弱い・段差が大きい場合は、部分研削や高圧洗浄で整えてからの上塗りを推奨します。状態次第で既存ラインの消去が必要です。

色あせはどのくらいで起きますか?

一般的なアクリル系で2〜4年、MMAや熱溶融で5年以上が目安。退色しやすい色は顔料グレードと膜厚で改善します。

営業中でも工事できますか?

夜間や分割施工で対応可能です。区画閉鎖計画と動線の確保を事前にすり合わせます(夜間加算が発生)。

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